顔面神経麻痺を発症した20代女子のまとめ日記

顔面神経麻痺患者の記録日記。気持ちの整理をしたい自己満足日記。

2013/4/1 発症した日を振り返る(耳鼻咽喉科にいく②)

帰宅後、すぐに朝の分の薬を飲む。一度にこんなたくさんの薬を飲むことなんてなかったから、「やっぱり重症なんだなぁ・・・」と、ひたすら落ち込む。

自分の病気について知りたい一心で、インターネットで検索してみるとベル麻痺は「90%は予後良好」とか「何もしなくても10過程度で自然回復」とかうれしいことが書いてある反面、ベル麻痺との鑑別が重要なハント症候群についての記載が気になる。「基本は入院して絶対安静」とか「ベル麻痺でも抗ウイルス剤を併用することが多い」など、いまの自分の治療と反することも書いてあり、ますます不安に。。。

 

そろそろ会社に行く準備をしなきゃと思って、音楽を聴いて気分を上げることにして、選曲はももクロと迷って、NMB48の「北川謙二」に。イヤホンで聴いていて、ふと左耳だけ外してみると「あれ、右耳が全く聞こえない・・・!?」

あわてて、先ほど行ったばかりのCLに駆け込む。受付の人に不思議そうな顔をされようが、とりあえず不安を解消したい、ちゃんと診て欲しいの一心で、医師に、イヤホンで右耳が聞こえなかったことを話すと、聴力検査と鼓膜検査をすることに。

結果は、全く問題なし。右耳と左耳の聴力は同程度で正常範囲、鼓膜も問題ないとのこと。

 

…とりあえず、よかったのか。 

でも医師からは「心配しすぎ」と言われる。私いま、めんどうくさい不定愁訴の患者だと思われてるんだろうなぁ・・・と感じながら、先ほどインターネットで調べた疑問点を聞いてみる。

「抗ウイルス薬はいらないんですか?」

すると「ベル麻痺ならいらないよ!なに、ネットかなにかで調べてきたの!?そうゆうことされるのが1番困るんだよね!!」と、怒られた。「きちんと検査したいなら紹介状書くし、僕もちゃんとやってるから、大丈夫だよ!!」

 

違うんだよ・・・あなたの診察を疑ってるわけじゃなくて、きちんと説明して欲しいだけなんだよ・・・。

 

「ハント症候群だったら確かに抗ウイルス薬もいるけど、そんなんだったら即入院だよ!あなたはそこまでじゃないから!とりあえず薬飲んで!」と。

なんか泣きそうになるのをこらえるのに必死で、このあと言われたことはよく覚えてないです。水曜日に来たら、違う病院行こうかな・・・と悩みながら、帰宅。

 

家に帰って、またイヤホンを聴いてみたら、なんとイヤホンが故障してました(左耳でも聴こえなかった)。気付かなかった私も馬鹿だけど、よりによって右が故障しなくとも・・・と思いながら、会社に向かったのでした。