顔面神経麻痺を発症した20代女子のまとめ日記

顔面神経麻痺患者の記録日記。気持ちの整理をしたい自己満足日記。

免許更新

発症600日目。自動車免許の更新に行って来ました。顔写真撮影があるので、左右差がわかったら嫌だなぁと思ったのですが…それ以上に嫌なことがありました。

 

何年か前に、てんかんや発作の持病がある方による自動車事故が続いたことから、「意識をなくした経験がある」とか「身体の一部が思うように動かなくなったことがある」経験があるかどうかの調査が必須になったようなんですよね…。顔面神経麻痺も「身体の一部が思うように動かなくなったことがある」には十分該当すると思いましたので、「Yes」に○をつけました。
受付から他の大多数の人が支払いの列に並ぶ中、私だけ警察署の1番奥にある誰もいないところに行きました。

何の病気をしたのか、完治したのか、軽く質疑応答があって、調査表?をコピーされて終わりです。時間にしてたった数分間ですが、すごくすごく苦痛でした。

 

もちろん、大切なことであるのは十分わかっているんです。
でも、どうしても、人前で麻痺のことを話すのは心苦しいのです。無意識に口調が厳しくなってしまったようで、警察官の方にも「嫌な思いをさせてごめんなさいね」と謝られてしまいました…こちらこそすみませんでした…。
ただそこで視力検査をまとめてして頂いたので、行列に並ぶ回数は他の方より少なかったかもしれません。

 

そんなわけで、予想外の対応もありましたが、無事に免許更新です。おそらく、いきなり意識を消失するような病気について免許交付の可否を確認するための調査だと思うので、顔面神経麻痺は本来対象外なのかもしれません。それでも、申告しないで後で問題になるのも嫌ですしね…。
これから更新の度にこんな気持ちになるかと思うと、先が思いやられますね…。