顔面神経麻痺を発症した20代女子のまとめ日記

顔面神経麻痺患者の記録日記。気持ちの整理をしたい自己満足日記。

瞬きが出来ない

発症576日目。だんだん寒くなって、麻痺には辛い季節になってきましたね…。

 

最近、急に目が痛くなることが何回かあったんですね。ゴミが入ったとかではなく、室内でいきなり片目だけ痛くなって、目をつぶると痛みが軽減するんです。両目ならともかく、片目っていうのが…嫌な感じですよね。痙攣とかはなくただ痛いだけなのですが、調べてみたら「角膜ヘルペス」なる病気があるそうで…。
「顔の片側」「ヘルペス」って嫌な想像しか出来ません。

 

そんなわけで眼科に行き、顔面神経麻痺経験者であることも医師に伝えました。眼圧の検査とか角膜が傷ついていないかとか、一通りの検査をして、最終的に言われたのは「瞬きが不完全」でした。

目に色がつく目薬みたいなものをさして瞬きをすると、右眼だけ、1/3のあたりにラインが出来たんです。これ、瞼が下がってるところのラインなんですって。左眼は完全に瞼が下がっている=眼のラインと一致するので、こんなラインは出ないわけです。
どうやら瞬きには「意識的な瞬き」と「無意識の瞬き」があって、私は意識的な瞬きは出来ているそうなのですが、無意識の瞬きが不完全なんです。先生に「瞬きして」って言われたときはキレイに出来ているそうなのですが、先生と他の事を話しながらしている瞬きは、途中までらしく…(先生と話終わった後に「実はいま、右目の瞬きの様子を観察してたんだけどね」って言われました)。だから、例えばパソコンにかじりついている時とか、長時間何かに集中しているときに瞬きが出来ていなくて、眼が乾燥して痛くなったんじゃないかって。

 

そして顔面神経麻痺から1年半が経過してから初めてこんな症状が出始めたということで、先生に「ひょっとしたら、また悪化してるのかもしれないなぁ」って言われました…。ちょっと仕事で疲れとストレスが溜まっていた後だったので、納得といえば納得なのですが…。
眼の保護のためのヒアルロン酸の目薬と、念のためといって、メチコバールとカルナクリンを処方して頂きました。ヘルペスが再活性化していたら嫌なので、バルトレックスも出して欲しいとお願いしたのですが、さすがに麻痺の症状が復活したわけではないのでそれはちょっと…と言われてしまいました。

 

私はウイルスの検査をしていないので、ベル麻痺かハント症候群かはわからないのですが。以前、このブログで最初に受診した診察した病院で抗ウイルス剤が処方されなかったことを書いたときに「抗ウイルス剤は副作用も少ないことと、早期の処置が大切であることを考えると、抗ウイルス剤を処方しなかった最初の医師はミス」とのコメントを頂いた記憶があったので、予防投与でも処方してくれないかなぁと期待したのですが…残念。

 

そんなわけで、お薬生活復活です。
なるべく意識的に目をつぶるようにして、乾燥しないようにと、ストレスのない生活を心がけたいものです。