顔面神経麻痺を発症した20代女子のまとめ日記

顔面神経麻痺患者の記録日記。気持ちの整理をしたい自己満足日記。

帝京大受診5回目。

発症310日目。最近また異常共同運動がひどいです。そんな中、帝京大学医学部付属病院リハビリテーション科を受診してきました。 

 

結論から言うと、後遺症が出てしまっているので、ボトックス注射を勧められました。

 

前回(12月)に受診したとき、「次回もこのくらいだったらそれで終わりだね」だったはずなんですが…年明けからの異常共同運動がやはりひどいみたいで。さらに「二次性顔面痙攣」という新たな診断名までつけられてしまいました。

 

まずいつも通り、顔を撮影しました。先生に言われたのは「目が小さくなる」「ほうれい線が深くなる」「(ほうれい線が深くなるのと同時に)唇が患側に引っ張られる」でした。

 

次に初診ぶりに、検査をしました。筋電図検査だと思うのですが、顔面神経麻痺患者が全国から集まる病院だけあって、ここの検査は耳鼻科で受けたのより複雑です。電極の数も多くて、おでこから首の根元まで、びっしりつけます。

まず静止時の様子を観察したのですが、自発的に動かしていない状態でも、患側だけピクピクしているそうです。これが二次性顔面痙攣の症状のよう。それから、目をつぶったり、おでこにしわを寄せたりしながら、顔のどの筋肉が動いているか(神経が反応しているか?)を見ました。

検査が終わり、印刷したデータを見ながら説明して頂いたのですが、私は目だけを動かしているつもりでも、実際にはほかの部位も反応しているのがわかりました。健側のデータは、目をつぶっているときは目だけ、おでこにしわ寄せているときはおでこだけが反応しているのに対して、麻痺側は、動かしているほかの部分にまでしっかり反応が出ていました。異常共同運動が起きていることを、はっきりデータで示されました…。

初診時のデータも出して比較したのですが、初診時は患側の動きが小さく、ウインクができなかった(両目をつぶるので、健側も反応した)けれど、ほかの部分が動いていることはありませんでした。要は、動いてなかったけれど、異常共同運動もなかったってことです。

 

先生にも「動きは問題ないんだけどね」と言われました。異常共同運動の原因は、無理に動かしてしまったことだそうです…確かに最近はそんなに気をつけていなかったんですけど、自分的にこれまでがんばってきたのを否定されてしまったようで、ちょっと悲しくなりました。

 

ボトックス注射は「やらなくてもいいけど、1回やったらすごい良くなると思う」と言われ、とりあえず予約してきました。予約しといて、やめたくなったらキャンセルすればいいって。

キャンセルできるくらい、よくなってやる!心を入れ替えて、マッサージがんばります!!