顔面神経麻痺を発症した20代女子のまとめ日記

顔面神経麻痺患者の記録日記。気持ちの整理をしたい自己満足日記。

形成の先生の診察。

発症143日目。今日は、入院していた耳鼻科の病院で、形成外科がご専門の先生の診察を受けてきました。

 

最初に、今の顔の様子を見ました。柳原法は10項目を4点ずつ、計40点満点のテストですが、今日の先生は①眉毛、②目、③口の横の動き、④口の縦の動きを、健側を10としたときに麻痺側がどの程度動くかで、4項目を10点ずつ、計40点満点で採点してました。

で、結果40点!!瞬きが不完全だけど、動きに関しては、問題はないよーと。

 

でも、ただ動くようになったと、治るのは違いますよね。動き方がおかしかったり、余計なところまで動かしてしまったり。

 

今日の先生は、ちゃんとそこも理解してくれました。「動きは40点満点だけど、マイナスがあるよね」と。「どこが自分で気になる?」と聞いてくれて、共同運動の説明もしてくださいました。筋肉じゃなくて、間違ったのは頭の中の神経だからって。口を動かすときは大きく目を見開いてつぶらないようにして、脳に正しい動きを記憶させましょうって。

マッサージについては、何も言われませんでした。

 

神経をつなぎ合わせる手術もあるけれど、私の状態であれば、その手術の後遺症の方がいまの共同運動よりずっと重いから、することはないそうです。ただ右目が小さく、一重に近くなってしまっているので、それは美容外科手術(埋没法)で、大きく見せてあげることはできるよ、と。でも麻痺してしまった神経が落ち着くには1年程度必要だから、この手術をするとしても、1年は様子を見ましょう、とのことでした。

 

それと、診察の最後に先生が「いまのあなたの状態を見て、麻痺だってわかる人はいないよ!」ってにっこり笑ってくれました。嬉しかったです。まだ手術するかは決めてないけど、1年後まであと7ヶ月、マッサージや、目を見開く運動など出来ることを頑張りたいと思います。