最近の出来事②帝京病院。
発症84日目。症状はあまり変わりません。共同運動は自覚があったりなかったりです。
さて、前回の記事の続きです。後遺症の不安を抱えながら、帝京大学病院リハビリテーション科を受診しました。
診察室に入ってすぐに、ビデオカメラで撮影されました。柳原法のテストのときのような動きをして、終わってすぐに言われたことが「後遺症が出ている」でした。
そのあと、眉毛と目のあたりの筋電図検査などをしました。発症8日目での筋電図検査では0%でしたが、今回は30%くらいでした。ただ8日目で検査したのは頬だったので、どれぐらい回復したかはわかりません。「発症2週間目でこれぐらいだったら、後遺症は出なかったんだけどね」と。
最後に2人の患者さんの治療過程のビデオを見ました。自分で無理やり顔を動かして後遺症が出てしまった人と、極力顔は動かさずマッサージをしてほとんど後遺症が出ることなく回復した人の例でした。全体を通して、一気に検査をして、一気に説明された印象です。
まとめると、教授先生に言われたことは…
・思い切り目をつぶったり、口を動かすことはしない。
・とにかくマッサージ。強く、1回の時間は短くてもいいから、回数を増やす(ビデオで見た例には「5~10分毎にマッサージをした」と書いてありました)。
・とにかく目を見開く。特に食事中や会話中に一緒に動かないようにする。
そのあとリハビリステーションに移動して、別のスタッフさん(理学療法士か作業療法士かな)に、マッサージの指導を受けました。片手でも空いていたら、マッサージした方がいいそうです。また表情筋の動きに沿ってするのが基本ですが、どの方向か忘れてしまっても、とりあえず動かした方がいいと。また表情筋は皮膚の下にあるので、ただ皮膚をさするだけでは意味がなく、強く押して、表情筋を伸ばすイメージでするといいそうです。
また鍼については「推奨はしていない」そうです。結局は神経の回復を待つことしかできず、鍼が神経回復を促進することはないから、だそうです。
とにかく教授先生の最初の一言がショックで…。この日は午後に鍼の予約もしていたのですが、とても行く気にはなれず、キャンセルしてしました。
帝京には、次は7月に行く予定です。どうなることやら…。