顔面神経麻痺を発症した20代女子のまとめ日記

顔面神経麻痺患者の記録日記。気持ちの整理をしたい自己満足日記。

入院8日目。手術『仮』決定。

発症15日目、入院8日目。

昨日、入院生活も折り返しと書いたのですが、嘘になるかもしれません。

 

明後日17日(水)、顔面神経減荷術を受けることになりました。

 

『仮』としたのは、明日、筋電図検査を再度実施して、大幅な改善が見られている場合には中止となるからです。でも先生達の話からして、たぶんすることになるんだろうなー・・・という印象です。今日は、執刀医からの説明の他、血液型確認のための採血をしました。明日は麻酔科の先生からの説明があるそうです。

手術に関する説明を記載すると、こんな感じでした。

 

・顔面神経表面の骨を削り、神経を露出させることで、血流改善と浮腫の軽減を目的とする。

・全身麻酔下で約2時間の手術。

・耳の後ろを切開するが、傷は2~3年でほとんど目立たなくなる。

◎手術は発症から1ヶ月以内に実施することが望ましく、その場合の改善率(完治ではなく、少しでも改善が見られる割合)は90%。

×効果は即効性はない。半年以上かかることが多い。

×改善が見られた場合でも、いまの薬物治療が奏効したのか、手術が奏効したのかはわからない。

×聴力低下、めまい、耳鳴が生じることがある。ただし、時間の経過と共に軽減することが多い。

 

結果がすぐに出ない上、効果がはっきりしないため、「すっきりしない手術」と先生も言っていました。顔面神経麻痺は改善に数ヶ月かかることが多いとされているのに、この手術は発症後1ヶ月以内に実施することが重要のため、実施の決断が難しいんだそう。

 

でも、できることはしておきたいので、とりあえず仮決定です。